内喉頭筋 輪状甲状筋

輪状甲状筋Crico thyroid (CT)は左右に垂部と斜部それぞれがあり合計4つの筋肉から構成されています。

垂部は音程の跳躍時に斜部はなだらかな音程の時に働くと言われています。

輪状甲状筋が働くと声帯が前後に伸展します。また、披裂軟骨が外転し、声門が開大します。

また、引き伸ばされた声帯は薄くなっていて、声帯を含めた振動を起こすことができないため、この状態のままでは地声要素を作ることができず、裏声しか出せません。

輪状甲状筋は、発声を機能させる上で非常に重要な筋肉で、特にミックスボイスを習得する上でトレーニングの欠かせない部位といえます。

輪状甲状筋は重要な筋肉ではありますが、単独で働くには限界があり、いくつかの補助筋と拮抗筋の協力によって機能しています。

ボイストレーナー JUN

声に何度も泣かされた過去を持ち
生徒と心から歌う喜びを共有する日々

大手の音楽教室で講師経験後に独立。
入会率と継続率の高い優秀講師としてレッスン手法をセミナーで紹介される。
中学・高校の音楽科教員の経験からレッスンのわかりやすさというところでの評価を受けている。
これまでに、現役シンガー、ボイストレーナー、音大生(音大入試)、オーディション対策など、数多くの人数を指導。また企業からの依頼を受けアーティスト育成も行っている。

レッスンしてきたことのあるジャンル:
J-POP・洋楽・PopRock・ミュージカル・
Classic・民謡(発声指導のみ)

東京都言語聴覚士会準会員・中学高等学校音楽科一種免許保有
修了講義:”Belting &Effect” ”Motor Lerning Theory in Vocaltraning” “Classical Singing” “Collaborative work with Vocal coach and SLP”

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